ぼくは、高価なカメラを持っているわけでもないし、カメラの知識も技術もない初心者ですが、ふとした瞬間をきっかけに写真を撮るのが楽しくなりました。

それは、じぶんで撮った写真を見返していて、「あれ?なんか好きな写真だな」と心がちょっと惹かれたときです。けっして、すごい写真ではないけれど、どこか個性が表れた写真。

そこで、私が思ったのは、「じぶんらしさ」を表現すると、写真は楽しくなるということ。構図でも、光の具合でも、色調でも、「こんな写真を撮ろう」という意識が見え隠れするような一枚を目指しています。

たぶん普通に撮っていただけだったら、ここまで写真が好きになっていなかったと思います。撮影するときに個性を出すために意識していることを、写真とともにご紹介します。

好きなものを接写で撮る

10年ほど前に、はじめて買ったカメラは、CanonのIXYというコンパクトデジタルカメラでした。たぶん値段は1万円もしなかったような気がします。
基本的には、イベントごとや旅行に訪れたときに、記念として撮っておくという使い方をしていました。

でも、あるとき「マクロモード」という機能で撮影するようになってから、写真の楽しさに気付きました。マクロモードというのは、被写体の近くで撮影ができるモードで、被写体ぎりぎりまで近づいてもピントが合うようになります。

じぶんが好きなものに思い切って近づいて撮影してみます。

cake

「じぶんが好きなものだけに集中する」
ただ、それだけで、ありきたりの写真から、思い入れのある写真に変わるような気がします。

四代目徳次郎の天然氷のかき氷

ぼくは甘いものが好きなので、ケーキなどが華やかに撮れると嬉しいです。

普段と違った視点で撮ってみる

もうひとつ、「普段の目線と違う角度から撮る」ことがあります。
たとえば、立ったままの目の位置で撮影すると、いつも見ている景色と変わりありません。でも、低い位置でカメラを構えると、まるで子どもの頃に戻ったかのように、世界が大きく写ります。

下の写真は、地面に膝をついてカメラを構えて、かなり低い位置から撮影した写真です。
まるで違う世界に吸い込まれるような、ちょっと神秘的な感じがしませんか。

綱神社の表参道

この写真も廊下を低い位置から撮っています。
天井までかなり高く感じますよね。

岡部記念館「金鈴荘」

視点を変えるというちょっとした一工夫で、見慣れた景色と違った写真が出来上がります。

失敗をおそれずにバシャバシャ撮る

「逆光」は避けた方がいいと思い込んできましたが、あえて逆光で撮ってみると、思いがけない印象的な写真ができ上がることもあります。
秋の夕日に向かってシャッターを切ってみたら、風に揺れるコスモスをふんわりと演出することができました。

益子町のコスモス祭り

あとで調べたら、逆光というのはカメラの調整が通常よりも難しいというだけで、プロは積極的に利用することもあるそうですね。逆光での撮影は、もちろん失敗する可能性もありますが、あえて撮ってみるのもいいかもしれません。

フィルターという裏技

いままでだったら、撮影して終わりだったと思いますが、スマホでは、アプリで簡単に写真の加工ができます。写真を加工してみるのも楽しいです。雰囲気ががらりと変わります。

下の写真は、もともと蛍光灯のもとで撮った写真ですが、写真加工のアプリを使って、過去を回想する映画のワンシーンのような雰囲気にしてみました。

ワインボトル

写真加工のアプリなら、インスタグラムがオススメです。
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今回の記事では、写真を撮るときに心掛けていることをご紹介してみました。
カメラの勉強もしつつ、これからも写真を趣味として楽しみたいと思います。