梅の香と黄水仙

梅は、八世紀ころに日本にわたってきていたといわれている。
奈良時代以前では、花見といえば、桜ではなく、梅であったそうで、
現に『万葉集』には、梅の歌が多く収められている。

国営ひたち海浜公園の梅

咲き始めの梅をみに、茨城県にある「国営ひたち海浜公園」に行ってきた。
冬を過ごした寂しげな木々に、静かに咲く梅の花。

国営ひたち海浜公園の梅

桜と比べて華やかさは劣るかもしれないけど、
青い空に白く映える花びらは慎ましやかで美しい。

国営ひたち海浜公園の梅

国営ひたち海浜公園の梅

足もとには同じ春の花である黄水仙が、香りの高い濃黄色の六弁花をつけていた。

黄水仙

せっかく広い公園なので、愛犬のリクも連れてきたんだけれど、
リクは、売店で売っている串焼きの肉やソーセージの方に興味があるみたいだ。

国営ひたち海浜公園と犬

ちなみに、コスモスの時期の国営ひたち海浜公園も綺麗。
写真はこちらの日記で。

国営ひたち海浜公園について

  • 住所
    茨城県ひたちなか市馬渡字大沼605-4
  • アクセス
    常陸那珂有料道路のひたち海浜公園I.C.から1km
  • ホームページ
    http://hitachikaihin.go.jp(別ウィンドウで開きます)

オオイヌノフグリ

風が爽やかな暖かい日の散歩の途中で、瑠璃色の花が這うように広がっていた。
身近なところで春の訪れを告げてくれるのは、道ばたに咲く雑草かもしれない。

オオイヌノフグリ

とちぎわんぱく公園のチューリップ

北関東自動車道壬生I.C.のすぐそばにある「とちぎわんぱく公園」。
この公園は、アスレチックや登って遊べる丘があって、
子どもなら、一日中遊んでいられそうなところだ。

広大な芝生や池のまわりをぐるっと散歩する。
花壇にはチューリップの花が色鮮やかに揺れていた。

とちぎわんぱく公園のチューリップ

チューリップという花は、幼稚園で書いた絵には毎回登場するくらい馴染みのある花だったのに、大人になってからは、じっくりと眺める機会も少なくなってしまった。

とちぎわんぱく公園のチューリップ

とちぎわんぱく公園のチューリップ

カメラを構えて地面すれすれに視点をおくと、
子どものころに見ていた景色がよみがえってくる。

とちぎわんぱく公園の情報

  • 住所
    栃木県下都賀郡壬生町大字国谷2273
  • アクセス
    北関東自動車道壬生I.C.から車で5分
  • ホームページ
    http://www.park-tochigi.com/wanpaku/(別ウィンドウで開きます)

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