角館で武家屋敷を見学した後、
レンタカーで秋田の秘湯「乳頭温泉」へ。

途中、日本一深い湖とされる「田沢湖」にも立ち寄りました。

あいにくの曇り空の下で、田沢湖はどっしりと重やかな感じです。
ちなみに天気のいい日は神秘的な瑠璃色の湖面を楽しめるみたいです。

田沢湖の湖畔に、黄金の「たつこ像」があります。





このたつこ像は、美しさを求めながらも
龍となって湖に沈んでいった「たつこ姫」伝説に基づいているそうです。
(たつこ姫伝説は→仙北市のホームページ「たつこ姫の伝説」で紹介されています)

田沢湖を半周ぐるっと回ってから、
さわやかな緑に囲まれた高原を気持ちよくドライブして、
目的地の乳頭温泉郷に入っていきました。





宿泊するところは「黒湯温泉」という宿です。
(黒湯温泉のホームページは→ コチラ です)





7つある乳頭温泉の宿のうちでも
山の奥まったところにある温泉で、秘湯のさらに秘湯という感じです。

駐車場から山道を少し下ったところに、
数軒の茅葺き屋根の民家が、
まるで村のように、こじんまりと集まっています。





秋田の温泉といえば、
しんしんと降り積もる雪を眺めながら
湯気が立ち上る露天風呂に入るというイメージがありますが、

じつはこの黒湯温泉、
11月中旬から4月上旬まで「冬期休業」です。

なので黒湯温泉に行くのなら、
紅葉シーズンがベストかと思いました。

敷地内に源泉が湧く河原があるので、
あちこちで、もくもくと湯気が立ち上っています。





少し離れたところの掘建て小屋の戸を開けると、
部屋のなかにドンと湯船があります。





さっそく温泉に入り、冷えた体を温めました。
「黒湯」と名前はついていますが、
お湯は遠目に白色で、濃い硫黄泉です。

寒かったので最初は少し肌がカサッとしましたが、
何度も温泉に入っているうちに、肌の表面がもちっとしてきました。





宿泊の客室にはテレビがないので、
夜は秋田の日本酒でちょびっと酒盛りを楽しんだあと、
早寝早起きをして、朝一番の露天風呂を満喫しました。

ちなみに乳頭温泉郷の7つの温泉では、
湯巡りの年間パスポート(?)があるそうです。
(乳頭温泉郷のホームページは→ コチラ

温泉も景色もよかったので、
今度は温泉巡りをしたいと思いました。