仕事帰りに、
東京都庭園美術館で開催中の「有元利夫展」に行ってきました。

普段は午後6時には閉館してしまうのですが、
8月14日(土)から20日(金)までは特別に午後8時まで開館しているそうです。

美術館の正門をくぐると、
控えめにライトアップされた庭園に吸い込まれます。

暑さが和らいだ夏の宵に、
ゆっくりと庭園を散歩する風情もまた格別です。

展覧会のテーマは「天空の音楽」。
重力を感じさせないフワフワっとした絵画のなかに、
すべてを優しく包み込むような音楽が流れています。

さらに絵画と建物のアール・デコ様式の装飾が調和していて、
美術館全体がひとつの芸術作品のように感じられました。

有元利夫展は9月5日(日)まで開催しているそうです。