金沢旅行

兼六園を散歩した。

兼六園

兼六園

兼六園は、早朝開園も行っており、朝の清々しい景色も楽しむことができる。

兼六園

兼六園

兼六園について

特別名勝の指定

兼六園は、水戸の偕楽園、岡山の後楽園と並び、日本三名園と称される回遊式の庭園である。1922年(大正11年)に国の名勝に指定され、さらに1985年(昭和60年)には国の「特別名勝」に格上げされた。「名勝」とは、文化財保護法に基づいて、国にとって価値が高いものとして指定されたものをいう。「特別名勝」は、名勝のなかでもさらに重要なものとして指定されたものだ。

兼六園の歴史

このように特別名勝として国から指定されている兼六園は、
加賀歴代藩主によって、長い歳月をかけてつくられたそうだ。
そのはじまりは、1676年に加賀藩5代藩主である前田綱紀が金沢城に面する傾斜地に「蓮池亭」を造り、その庭を「蓮池庭」と呼称したことに遡るといわれている。

兼六園の名まえの由来

兼六園の名まえは、六勝を兼ね備えるという意味であり、
1822年、奥州白河藩主・松平定信によって名付けられた。
六勝というのは、「宏大(こうだい)」「幽邃(ゆうすい)」「人力(じんりょく)」「蒼古(そうこ)」「水泉(すいせん)」「眺望(ちょうぼう)」を表す。
これらは、本来であれば同時に成立しない。広々(宏大)としていると、静寂と奥深さ(幽邃)が少なくなり、人の手(人力)が加わると、古びた趣き(蒼古)が失われ、池や滝(水泉)が多ければ、遠く(眺望)は眺められないからです。
ところが兼六園は、この六勝を兼ね備えていることから、
「兼六園」という名まえを与えられたのだ。

兼六園
所在地 石川県金沢市兼六町1番
ホームページ http://www.pref.ishikawa.jp/siro-niwa/kenrokuen/ <兼六園>