花壇に咲く白い花

ことばについて

どのようなことばを使うかは、人生の全ての場面で大事なことです。
発せられた言葉は、その人の人格を表すことになるのですから。
表現ひとつで、周りからの印象が決まってしまいます。

文章をみがく

国語学者である中村明先生の『文章をみがく』は、
日本文学の名文を例に出しながら、文章表現についてヒントを提示しています。

ぼくが示唆を受けた箇所をご紹介します。

いい文章とは

いい文章とは、コミュニケーションにおけるやさしさを備えた上で、文章の目的を達成するものである。

「コミュニケーションにおけるやさしさ」というのが、なんとも素敵な表現だと思いました。
文章も「やさしさ」なんですね。
中村明先生は「コミュニケーションにおけるやさしさ」をつくる一つの方法として、
「語感をしなやかに」とアドバイスしています。

読み手にやさしく

単語には文章語、日常語、俗語などのレベルがある。

読み手の目的や状況に合わせて、文体や単語を選択すべきということです。

ぼくもブログで法律の話を書こうとすると、難しいことばを使いがちです。
でも、ブログを読んでいるときに、固い文章で書かれていても疲れちゃいますからね。

いい文章にするために、たくさん書いて練習していこうと思います。
読み手にやさしくなれますように。