山形と蕎麦

夜の間に雪が積もり、山形の街は一面の白色に包まれた。
曇り空を見ていると朝から蕎麦を食べたくなったので、近くにある蕎麦屋に行った。

蕎麦にはいろいろと思い出がある。私は緊張すると食欲が急激に落ちるから、司法試験の前日には蕎麦を食べていた。緊張で味わうことができなかったのかといえば、そうでもない。当時浪人生だった私が、試験前日ということで景気づけに奮発して入った高級蕎麦屋の蕎麦は、これが蕎麦かと衝撃を受けたのを今でも覚えている。

今日は七日町御殿堰にある庄司屋で蕎麦を食べた。
最初に頼んだのは蕎麦掻きだ。

そばがき

シンプルに蕎麦粉をこねて作られた蕎麦掻きは、蕎麦粉本来の風味を十分に味わうことができる。よく練られているのが分かるモッチリした食感が素晴らしい。

他にも天ぷら蕎麦を注文。

そば

七日町御殿堰

庄屋のある七日町御殿堰は、歴史ある城下町の風情と現代の技術が融合し、新しい文化を創り上げていた。ここは歩いているだけでも楽しい。

七日町

七日町

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